ケプラー11g (英語: Kepler-11g) とは、地球からはくちょう座の方向に約2000光年離れた位置にある、太陽と極めて似た直径、質量を持つG型主系列星であるケプラー11を公転する太陽系外惑星である。NASAが運用しているケプラー宇宙望遠鏡により発見された。ケプラー11惑星系内においては最も外側にある惑星である。ケプラー11gは約118.4日で恒星ケプラー11の周囲を公転しており、その軌道はこの系においては唯一水星よりも外側である。質量は地球の約25倍で、半径は約3.3倍である。密度はこの系の中では他の惑星が1.0 g/cm3前後であるのに対してこの惑星だけは3.76 g/cm3とはるかに大きい。2011年2月2日にケプラー11惑星系の6惑星の発見が公表された。