ウィーンのシェーンブルン宮殿の庭園にあるグロリエッテ(Gloriette、12世紀のフランス語のgloire「小さな部屋」より)は数多ある「グロリエッテ」建築のうちでも最も規模が大きく、また、最も知名度の高い建築物である。「グロリエッテ」とは宮殿の庭園のうちで周囲より高い位置に作られる建築物を言う。 1775年に建立。現在のウィーン市13区(ヒーツィング区)。 建物の全長は84.3m、両脇の階段を入れると135.3m、幅14.6m、高さ25.95mとなっている。