グレートアバヴ(Great Above、1972年1月19日 - 1998年9月26日)は、アメリカ合衆国の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は1978年のポーモノクハンデキャップ(G3)。また種牡馬としてアメリカ殿堂馬ホーリーブルを出した。 フロリダ州のタータン牧場で生産されたサラブレッドの牡馬である。競走馬時代はおもに短距離戦で活躍し、1977年のトボガンハンデキャップ、1978年のポーモノクハンデキャップ(G3)などで13勝を挙げた。 種牡馬としては617頭の産駒を出し、うち439頭が勝ち上がり、39頭がステークス競走勝ちをしている。代表産駒は1991年生のホーリーブルで、同馬はフロリダダービー(G1)やトラヴァーズステークス(G1)などで優勝、のちにアメリカ競馬殿堂入りを果たした。また、母の父としての産駒にエクリプス賞最優秀スプリンターに選出されたハウスバスター、ドバイマジェスティなどがいる。 グレートアバヴは1998年に死亡、遺骸は繋養されていたフロリダ州のハイマーク牧場に埋葬された。