グリーゼ676(英語: Gliese 676)は、地球からさいだん座の方向に約50光年離れたところにある、2つの赤色矮星から成る連星系である。2つの恒星は地球からは 761 au 離れて見えており、約2万年で公転しているとされる。グリーゼ676はさいだん座の方向に約54光年離れた位置にある。2009年に主星のグリーゼ676Aの周りに巨大ガス惑星が発見され、2011年に正式に発表された。さらに、2012年には新たな巨大ガス惑星1つと、質量が小さく岩石質と思われる惑星が2つ発見された。