グラバー号(グラバーごう)は、かつて長崎県長崎市(長崎新地ターミナル)と愛知県名古屋市(名鉄バスセンター)を結んでいた夜行高速バスである。長崎市から最も遠くまで行く高速バスであった。また、1990年に福岡 - 東京線「はかた号」が開設されるまでは本路線が「日本一長い距離を走る高速バス」とされていた。近年の利用者減少と深刻な乗務員不足の影響により2018年11月30日をもって廃止された。 路線愛称は、幕末に長崎市で活躍した商人グラバーと、彼の邸宅跡で長崎市の観光名所として知られるグラバー園に由来する。