グアンチェ族のミイラ(グアンチェぞくのミイラ)は、カナリア諸島先住民であるグアンチェ族の人々が、同胞の遺骸を意図的に乾燥保存しもの(ミイラ)である。グアンチェ族のミイラ作成は15世紀スペインの入植頃まで行われていた。その後彼等が踏み絵的に強要された破壊を免れて現存するミイラ群からは、そのエンバーミング技法が古代エジプトで行われていたものと似通っていることが判っている。