クラフティ(仏: clafoutis)は、フランスのリムーザン地方の伝統菓子。伝統的には、耐熱皿に種を抜かずにブラックチェリーを並べ、鶏卵、牛乳、砂糖、小麦粉を混ぜたクレープ風の生地を流し込み、オーブンで焼き上げ、粗熱が取れたら粉糖をかけて供する。生地に生クリームを入れるレシピもある。 ブラックチェリーの代わりに、赤サクランボやリンゴ、梨、その他の果実を使うこともあるが、伝統を重んじる者の中にはこれを「クラフティ」と認めず、「フロニャルド」であると主張する人もいる。家庭料理であるため、実際には材料も作り方も幅広いバリエーションがある。