ギルベルティオデンドロン・デウェウレイ(学名: Gilbertiodendron dewevrei)あるいはエベンは、マメ科の高木の一種である。西アフリカから中部アフリカの湿潤林に群生し、特にコンゴ民主共和国(旧ザイール)ではほとんどこの木のみで構成された森林も見られるが、こうした現象は熱帯林においては一部の例外を除いて珍しいものでキノコとの共生との因果関係に関しても研究が行われており(参照: )、またでも挙げるように現地語名の中には本種単体に対する呼称とは別に本種の優占林に対する呼称が存在するものもいくつか見られる。形態的な特徴としては2-3対ほどの小葉を持つ羽状複葉、赤い花、非常に平べったい果実といった点が挙げられる(参照: )。 リンバリあるいはランバリ(コンゴ民主共和国のスワヒリ語: limbali)という呼称でも呼ばれるが、この名称は同属の別種にも用いられている場合がある(参照: )。