キャンプ・スペイサー虐殺事件(キャンプ・スペイサーぎゃくさつじけん)とは、2014年6月12日にイラク・レバントのイスラム国(ISIL)がイラクのティクリートにあるキャンプ・スペイサーへの攻撃でイラク人1095~1700人を殺害した事件。虐殺時、キャンプには5000~1万人の非武装の士官候補生がおり、ISILの戦闘員はシーア派と非イスラム教徒を選んで処刑した。これはアメリカ同時多発テロに次いで歴史上2番目の死者数を出したテロ行為である。 イラク政府はISILの虐殺を非難した。