日本におけるキャバレーとは、ホステスと呼ばれる女性従業員が客をもてなす飲食店の一業態で、ダンスフロアを備えていた。第二次世界大戦後に現れ、昭和30年代から40年代に最も流行した。より大衆化した1970年代以降はおさわりなど、お色気サービスを伴う店も登場した。オイルショックの影響やスナック・ディスコなど後発の業態に押されて店舗数は減少し、2010年代にはほぼ絶滅状態となった。