ガガンボモドキは、シリアゲムシ目ガガンボモドキ科 (Bittacidae) の昆虫の総称である。ガガンボに似たきゃしゃな虫ながら、肉食性である。日本では寒冷地にのみ見られるが、欧米ではより普通に見られる。前足でぶら下がって獲物を捕らえることから Hanging-fly の名を持つ。特に配偶行動の研究が行動生態学の発展に大いに寄与した。