ガエタノ・ヴェストリス(Gaetano Apolline Baldassarre Vestris、1729年4月18日 - 1808年9月23日)は、イタリア出身でパリ・オペラ座を中心にヨーロッパの各地で活動したバレエダンサー・振付家・バレエ指導者である。18世紀から19世紀にかけて著名なバレエダンサーや俳優を輩出したヴェストリス家の一員であり、息子のオーギュスト・ヴェストリスと並んで「舞踊の神」(le dieu de la danse)と呼ばれるほどの人気と実力を誇ったダンサーであった。