カリア文字(カリアもじ)は、アナトリア半島西南部のカリアでカリア語を表すために使われた文字。紀元前7世紀から紀元前3世紀にかけて作られた碑文が、エジプト、カリア、ギリシアに残っている。 ギリシア文字に似たアルファベットであるが、その音価は同じ形のギリシア文字とまったく異なっている。 カリア文字の碑文は19世紀から知られていたが、1990年代になってようやく読み方が判明した。