カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(catechol-O-methyltransferase, COMT)は、ドパミン、アドレナリンおよびノルアドレナリンなどのカテコールアミン類の不活化に関わる酵素の1つである。ヒトでは、COMT遺伝子にエンコードされている。1957年に生化学者のジュリアス・アクセルロッドが発見した。 なお、本稿ではカテコール-O-メチルトランスフェラーゼを、以降はCOMTと略記する。