カッシン・ヤング(USS Cassin Young, DD-793)はアメリカ海軍のフレッチャー級駆逐艦。 艦名は、真珠湾攻撃の際の英雄的な活躍で名誉勲章を受章し1942年秋の第三次ソロモン海戦で戦死したカッシン・ヤング大佐にちなむ。 1943年に就役し、レイテ沖海戦や沖縄戦を含む第二次世界大戦の作戦への従事の後カッシン・ヤングは退役したが、朝鮮戦争のために再就役し1960年まで活動を続けた。現在、カッシン・ヤングは記念艦として保存され、マサチューセッツ州ボストン海軍工廠の、「コンスティチューション」のすぐ傍に停泊している。1986年、海上で現存している希少なフレッチャー級駆逐艦4隻の内の1隻としてアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定された。