オリクトドロメウス(Oryctodromeus 「穴を掘るランナー」の意味)は白亜紀中期に現在の北アメリカに生息した小型の鳥脚類恐竜の属の一つである。化石はモンタナ州南西部のブラックリーフ層(Blackleaf Formation)およびアイダホ州南東部ののいずれも白亜紀中期セノマン期の9500万年前の地層から発見されている。小型でおそらく足の速い草食恐竜の科である(Hypsilophodontidae)に属し、初めて穴を掘る習性の証拠が示された恐竜である。