オスグッド・シュラッター病(オスグッド・シュラッターびょう、英: Osgood-Schlatter disease、独: Osgood-Schlatter-Krankheit)は、サッカーやバスケットボールなどのスポーツをする小学生、中学生や高校生に多く見られる、膝の脛骨が出っ張って痛むという骨軟骨炎である。オスグッド・シュラッター症候群(オスグッド・シュラッターしょうこうぐん)ともいう。 1903年にボストンの整形外科医ロバート・ベイリー・オスグッド(1873 - 1956)と、チューリッヒの外科医カール・シュラッター(1864 - 1934)が別々に症例を確認、発表したため、この病名がある。一般的には、「オスグッド」などと略されるが、正式名称は「オスグッド・シュラッター病(症候群)」である。