エクメーネ(独: Ökumene)は、「地球の表面のうち人間が居住している地域」を指す地理学の用語である。厳密に定義すれば「地球上で人間が常に居住し、経済活動を営み、また規則的な交通を行っている空間」となる。生活空間、居住空間、居住地域などと訳される。エクメーネには人が定住する恒常的なものと、一時的なものの2種がある。たとえば南極大陸はかつてはアネクメーネであったが、現在は一時的エクメーネの一種である。オイクメネー、エクメネー、エクメネという表記もある。 対義語として人間が居住していない地域を指すアネクメーネがある。