ウィリアム・ヘンリー砦の戦い(ウィリアム・ヘンリーとりでのたたかい、英 Siege of Fort William Henry、仏 Bataille de Fort William Henry)は、1757年の8月に、フランスとイギリスの間で行われた、フレンチ・インディアン戦争の戦闘である。ジョージ湖南岸のこの砦の包囲戦で、兵力の乏しいイギリスは降伏し、砦を撤退することとなったが、その時、フランスと同盟していたインディアン兵による、イギリス軍への虐殺行為が起こった。この行為での死者は当初1,500人程とも言われていたが、現代の調査では、恐らく200人にも満たないと思われる。