ウィリアム・C・デミル(William Charchill deMille、1878年7月25日 - 1955年3月5日)は、アメリカ合衆国出身の映画監督、脚本家である。弟は同じく映画監督のセシル・B・デミル。 ノースカロライナ州ワシントン生まれ。父親のヘンリーは旅芸人で、俳優・脚本のほかアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで教えたりもした。母親のマチルダはイギリス出身のユダヤ系移民で、夫と同業。最初の妻はジョージズムで知られる経済理論家ヘンリー・ジョージの娘・アンナで、二人の間の娘に振付師のアグネス・デ=ミルがいる(アンナの兄嫁と高峰譲吉の妻は姉妹)。後妻に脚本家のクララ・S・ベレンジャー。愛人に脚本家のローナ・ムーン、オルガ・ブリンツロウがおり、ローナとの間には男児リチャードが生まれ、セシル・B・デミルの養子になった。