ウアバイン(英: ouabain)は、強心配糖体のひとつ。ソマリ族が毒矢の毒の原料として用いていたキョウチクトウ科の(Strophanthus)の種子に含まれる。名称はソマリ語で「矢毒」を意味する"waabaayo"のフランス語表記"ouabaïo"による。別名は G-ストロファンチン(g-strophanthin)、CAS登録番号 は [630-60-4]。 ウアバインのアグリコン(非糖部)はウアバゲニン(ouabagenin、またはg-straphanthidin)。 細胞膜に存在するNa+/K+-ATPアーゼを阻害することにより心筋細胞内Ca2+濃度を上昇させ、収縮力を増大させる。 医学実験においてNa+/K+-ATPアーゼのブロックに用いるほか、ドイツとフランスでは強心剤として用いる。

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  • ウアバイン(英: ouabain)は、強心配糖体のひとつ。ソマリ族が毒矢の毒の原料として用いていたキョウチクトウ科の(Strophanthus)の種子に含まれる。名称はソマリ語で「矢毒」を意味する"waabaayo"のフランス語表記"ouabaïo"による。別名は G-ストロファンチン(g-strophanthin)、CAS登録番号 は [630-60-4]。 ウアバインのアグリコン(非糖部)はウアバゲニン(ouabagenin、またはg-straphanthidin)。 細胞膜に存在するNa+/K+-ATPアーゼを阻害することにより心筋細胞内Ca2+濃度を上昇させ、収縮力を増大させる。 医学実験においてNa+/K+-ATPアーゼのブロックに用いるほか、ドイツとフランスでは強心剤として用いる。 (ja)
  • ウアバイン(英: ouabain)は、強心配糖体のひとつ。ソマリ族が毒矢の毒の原料として用いていたキョウチクトウ科の(Strophanthus)の種子に含まれる。名称はソマリ語で「矢毒」を意味する"waabaayo"のフランス語表記"ouabaïo"による。別名は G-ストロファンチン(g-strophanthin)、CAS登録番号 は [630-60-4]。 ウアバインのアグリコン(非糖部)はウアバゲニン(ouabagenin、またはg-straphanthidin)。 細胞膜に存在するNa+/K+-ATPアーゼを阻害することにより心筋細胞内Ca2+濃度を上昇させ、収縮力を増大させる。 医学実験においてNa+/K+-ATPアーゼのブロックに用いるほか、ドイツとフランスでは強心剤として用いる。 (ja)
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