アンリ・アルカン(Henri Alekan, 1909年2月10日 - 2001年6月15日)は、フランスの撮影監督。パリ出身。 フランス映画のみならず、ヨーロッパ各国の映画、『ローマの休日』などハリウッド映画の撮影も手がけた。テレンス・ヤングやヴィム・ヴェンダース監督作品、また、ラウル・ルイスやアモス・ギタイなどのドキュメンタリー映画の撮影を多く手がけた。 1983年、『鱒』で第8回セザール賞撮影賞を受賞、1988年には『ベルリン・天使の詩』で第23回全米映画批評家協会賞、第54回ニューヨーク映画批評家協会賞、第14回ロサンゼルス映画批評家協会賞の各撮影賞を受賞した。 2001年6月15日、白血病のため、92歳で死去。