『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』(アレクシアじょし、ロンドンできゅうけつきとたたかう、原題:Soulless)は、ゲイル・キャリガーによるアメリカ合衆国のファンタジー・SF小説。「英国パラソル奇譚」シリーズの第1作。 ジョン・W・キャンベル新人賞、コンプトン・クルック賞、ローカス賞 第一長篇部門など複数の賞にノミネートされ、2010年にアレックス賞を受賞した。SF専門雑誌『ローカス』は本作を推薦図書に追加し、は本作を2009年度のベスト・ブックに入れた。また、アメリカで漫画化されることが決まっている。 ヴィクトリア朝期のイギリスを舞台に、「異界族」と呼ばれる吸血鬼・人狼・幽霊などが、人間と共存するだけでなく、国の政治や軍事の根幹に関わる職に就くなど歴史改変SFの要素も含んでいる。