アリー・サイヤード・シーラーズィー(ペルシア語: علی صیاد شیرازی; ‘Alī Ṣaiyād Shīrāzī、1944年 - 1999年4月10日)は、現在のラザヴィー・ホラーサーン州キャブード・ゴンバドに生まれたイランの軍人。父親は軍人で、アリー・サイヤード・シーラーズィーも1964年、士官候補生として軍に入隊、その後少尉に任官。1974年には、訓練・教育のためアメリカ合衆国に留学した。その後イランに帰国すると、反シャー活動に参画し、イスラーム革命運動に加わり投獄される。革命後はイラン軍における著名な将軍となった。