アモライーム(אָמוֹרָאִים, āmôrāʼîm, 単数形:アモラ)は、220年頃から500年頃に主にイスラエルとバビロニア(後のイラク)で活動した、ユダヤ教の賢者たち()の総称。アモラは元来ラビたちの論説を学生に伝達する「解釈者」を指した。アモライームが行なったミシュナすなわちユダヤ教の口伝律法の研究討議または注解をゲマラと呼び、ミシュナとゲマラを収録した書を『タルムード』と言う。日本語では、アモラーイームとも表記する。