アブー・ユースフ(Abu Yūsuf)は、8世紀のイスラーム法学者。アブー・ハニーファの弟子であり、師アブー・ハニーファやシャイバーニーらと共にハナフィー学派の理論的な基礎を築いた。アッバース朝の歴代カリフに仕え、ハールーン・ラシードの治世に『』 (Kitāb al-Kharaj)を記したことでも知られている。