アクラシアまたはアクラシアー(古代ギリシア語: ἀκρασία, 英語: akrasia, acrasia)とは、古代ギリシア語で「自制心のなさ」「意志の弱さ」「悪い行為だと自覚しているのに手を染めてしまう心の傾向」を意味する単語。主に古代ギリシア哲学・現代哲学・倫理学の用語。アクラシア問題ともいう。 平たく言えば、「わかっちゃいるけどやめられない」「悪いことと知りつつ、ついやってしまった」の概念。依存症・衝動的犯罪・暴飲暴食・喫煙・怠惰などの一因。