アウテシオーン(古希: Αὐτεσίων, Autesiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してアウテシオンとも表記される。オイディプースの曾孫にあたるテーバイ王ティーサメノスの息子で、テラ島に入植した、スパルタの王アリストデーモスと結婚したアルゲイアーの父。 アウテシオーンはラーイオスとオイディプースに起因する復讐の女神エリーニュスの災いを受けたため、神託に従ってドーリス人が治めるスパルタに去った。その後、ペーネレオースの孫ダマシクトーンがテーバイ王に選出された。