『さよならピアノソナタ』は、杉井光による日本のライトノベル。イラスト担当は植田亮。電撃文庫より2007年11月から2009年10月まで刊行されていた。コミカライズ版として『電撃マオウ』にて赤坂アカにより連載されていた。2015年10月時点でシリーズ累計発行部数は30万部を突破している。 音楽評論家を父に持つ男子高校生桧川直巳と、音楽界から突然失踪した若き天才少女ピアニスト蛯沢真冬との出逢いから始まる、青春恋愛小説である。主人公たちがロックバンドを組んで活動する物語であり、また蛯沢真冬以外にも登場人物にクラシック音楽の関係者が多いこともあり、全編にわたって実在するロックとクラシックの様々な音楽が作品に関わってくる。