あすか(第15号科学衛星ASTRO-D、別名:ASCA / Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics)は、日本の宇宙科学研究所が打ち上げた4番目の宇宙X線観測衛星である。1993年2月20日に鹿児島宇宙空間観測所からM-3SIIロケットによって打ち上げられた。 2000年7月14日、巨大太陽フレアによって地球の大気が膨張した影響であすかの姿勢が崩れ、観測不可能に陥った。その後も最低限の機能による運用を続けたものの、翌2001年3月2日に大気圏に突入し、消滅した。