WRAP53(WD40-encoding RNA antisense to p53)は、がんの発生への関与が示唆されている遺伝子である。この遺伝子はp53がん抑制遺伝子を調節するアンチセンスRNAをコードするとともに、DNA修復、テロメアの伸長、カハール体の維持に関与するタンパク質をコードする、という二重の役割を持つ。