TARANIS(タラニス)はフランス国立宇宙研究センター(CNES)によって計画された地球観測衛星。スプライト等の名称で知られる大気高層の発光現象と地球大気から放射されるガンマ線を観測対象とする。衛星名は「Tool for the Analysis of RAdiation from lightNIngs and Sprites」(雷・スプライト放射観測機器)のバクロニムであり、ケルト神話の雷神にかけた名称である。2020年11月17日(UTC)に打ち上げが行われたが、ロケット最終段の動作不良によって軌道投入に失敗した。