STS-41-Dは、アメリカ航空宇宙局のオービタディスカバリーの初飛行となったミッションである。スペースシャトル計画としては12回目のミッションで、1984年8月30日にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。6日間のミッションの間に3つの商業用通信衛星が軌道に投入され、多数の科学実験が行われた。 ミッションは当初の計画であった1984年6月26日に打上げの6秒前に打上げを中止して以来、2か月以上遅れ、これはスペースシャトル計画として初の打上げの中止となった。