『JFK』(JFK)は1991年のアメリカ映画。ケネディ大統領暗殺事件の捜査に執念を燃やす地方検事ジム・ギャリソン(ケビン・コスナー)を中心に描いた現代史ミステリー。大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟であるにいたる捜査を題材として描いている。 第64回アカデミー賞で撮影賞と編集賞を受賞した。 劇場公開版の時点で、上映時間3時間を超える大作だった。公開と同じ1991年、さらに長いディレクターズ・カット版(約206分)がビデオ発売された。 主として、リー・ハーヴェイ・オズワルド、CIA、マフィアや大物政治家がケネディ暗殺の犯人あるいは黒幕らしいとして語られるが、この映画は独自の説に基づいて展開されている。この独自の説の材料となる説は1980年代に発表されていたものの、この映画により一躍知名度を高めた。