IXV(Intermediate eXperimental Vehicle)は欧州宇宙機関(ESA)の大気圏再突入実験機。2015年2月11日にヴェガロケットによって打ち上げられ、弾道飛行によって低軌道からの地球帰還をシミュレートする飛行試験を実施し、洋上での機体回収にも成功した。名称の「Intermediate」は、この実験機で実証する技術要素が、再使用型宇宙往還機の実現に至るロードマップの中間段階にあることを意味する。