FLUOREX法(Fluoride Volatility and Solvent Extraction)は核燃料を生産する際に用いられるプルトニウムおよびウランの化学的分離・精製手法であり、日立製作所が中心となり研究・開発を進めている。 フッ化物揮発法と溶媒抽出法を組み合わせた処理法であり、使用済み核燃料中の約96%を占めるウランの大部分をフッ化工程で分離することにより、後続の溶媒抽出法の設備が小規模で済むことが特長である。