FICON計画(FICON:Fighter Conveyor、ファイコン、戦闘機運搬者)は、1950年代にアメリカ空軍が実施したGBR-36ピースメーカー爆撃機の爆弾倉にRF-84Kサンダーフラッシュ戦闘機をパラサイト・ファイターとして搭載することの実現可能性を試験した計画である。 初期の翼端結合実験には戦闘機を爆撃機の翼端に結合して運ぶ試みである「ティップ・トウ」(Tip Tow)があり、「トム・トム」(Tom-Tom、トムトム計画)は後にFICON計画に続いて実施された。