EMD SD40-2は、1972年1月から1986年2月の間にアメリカのGM-EMDが製造した6動軸の電気式ディーゼル機関車である。 従来のSD40の発展形としてDash 2シリーズのコンセプトを取り入れており、モジュール化された電子式制御システムやの採用など、数多くの改良が加えられている。車体形状はフード・ユニット、軸配置は3軸台車のC-C。搭載するディーゼルエンジンの出力は3,000馬力(2,240kW)である。 その経済性と信頼性の高さからアメリカ合衆国とカナダを中心に多くの鉄道会社が導入し、輸出車を含む約4000両が生産された。BNSF鉄道、ユニオン・パシフィック鉄道(UP)、カナディアン・パシフィック鉄道(CP)などが特に多数の本形式を所有している。