D.520は、第二次世界大戦で使用されたフランス空軍の戦闘機である。操縦性が優れており、M.S.406の代替機・後継機として大いに期待された。しかし、部隊配備が遅れたため、ドイツの電撃戦に対抗し戦局を変えるほどの活躍はできなかった。ドイツとの休戦後も生産が続けられ、ドイツ軍やイタリア軍でも訓練用に使用された。日本では「デヴォアティーヌ D.520」と表記されることが多い。