Communicating Sequential Processes(CSP)とは、並行性に関するプロセス計算の理論のひとつである。プログラミング言語Occamにも影響を与えた。 CSPは1978年、アントニー・ホーアが最初に考案し、その後かなり改良されていった。CSPは様々なシステムにおける並行性を記述し検証する、形式仕様記述ツールとして産業で利用されてきた。たとえば、T9000トランスピュータやセキュアな電子商取引システムなどの例がある。理論としても、応用範囲を広げる(より大規模なシステムの解析に使えるようにする)などの研究が行われている。