2011年のNFLドラフトは76回目のNFLドラフト。2011年4月28日から30日までの3日間ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催され、NFL32チームから合計254名の選手が指名された。初日に1巡指名の32選手、2日目には2巡と3巡の指名、3日目には4巡から7巡の指名が行われた。 ドラフト指名順は、2010年のレギュラーシーズンの成績及びプレーオフの成績に基づき決定され、2勝14敗と最も成績の悪かったカロライナ・パンサーズから完全ウェーバー制で指名が行われた。パンサーズは前年のハイズマン賞受賞者、オーバーン大学のキャム・ニュートンを全体1位で指名した。同じくハイズマン賞を受賞したも1巡下位でニューオーリンズ・セインツに指名された。2人以上のハイズマン賞受賞者が同時にドラフトで指名されたのは11度目であり、前年のサム・ブラッドフォード、ティム・ティーボウに続いて2年連続で複数の受賞者が指名された。全体6位までに指名された選手のうち5人はサウスイースタン・カンファレンスからの指名であった。全体1位、2位で指名された2人は最優秀新人攻撃部門、守備部門に選ばれたが、これは2年連続3回目の出来事であった(過去には1981年の、ローレンス・テイラー、2010年のサム・ブラッドフォード、エンダムカン・スー)。