2008年リトアニア議会選挙は、2008年10月12日および26日に行われた。この選挙では、イグナリナ原子力発電所の操業延長をめぐる国民投票も同時に行われた。イグナリナ原発は、欧州連合加盟条約により閉鎖が決定されていたものである。2009年に行われる予定であった大統領選挙や欧州議会議員選挙の行く末をうかがう上でも重要な議会選挙であった。 リトアニア議会全141議席のうち、70議席は比例代表制で選出され、71議席は小選挙区制で選出される。10月12日の第1回投票で一人の候補者が過半数の票を獲得するにいたらなかった選挙区は、26日に上位2人の候補者による決選投票が行われた。