館山市一家4人放火殺人事件(たてやまし いっかよにん ほうかさつじんじけん)とは、2003年(平成15年)12月18日未明に千葉県館山市八幡で発生した現住建造物等放火・殺人事件。民家が放火されて全焼し住民の一家4人が死亡した。 加害者の男T(逮捕当時40歳・土木作業員)は本事件以前から市内で放火を繰り返しており、特に5年前の1998年(平成10年)2月11日には館山市内でキャバレーを全焼させる火災を起こして住み込みの従業員男性1人を死亡させていた。市内で繰り返された一連の連続放火事件では5人の人命が奪われ、数年にわたり市民を不安にさせたことから『千葉日報』の回顧記事では「地域社会に大きな衝撃を与えた事件だった」と報道された。