『韓満所感』は夏目漱石の随筆である。1909年(明治42年)11月5日と11月6日付けの満洲日日新聞に「韓満所感(上)」「韓満所感(下)」の2回にわたって掲載されたもので、漱石が1909年(明治42年)9月2日から10月14日まで、親友の南満州鉄道総裁中村是公の招きで朝鮮、満州を初めて訪れた時に感じたことを書き記している。 全集には収録されず長らく知られずにいたが、2010年に作家の黒川創により発掘された。