『鍵』(かぎ)は、谷崎潤一郎の同名の小説(1956年発表)を原作として、1959年(昭和34年)に市川崑が監督し、大映東京撮影所が製作、大映が配給して6月23日に公開した日本の長篇劇映画である。併映短編は『桂離宮』、6月24日から一部の上映館で『二十四時間の情事』。当時の「映画倫理管理委員会」(新映倫、現在の映画倫理委員会)は同作を成人映画に指定し、18歳未満の鑑賞を制限した。公開時の惹句は、「愛欲描写の凄まじさに、映画化不可能を叫ばしめた谷崎文学の完全映画化!」である。1964年5月16日に成人映画として再上映されている。併映は『』。