走る喫茶室(はしるきっさしつ)は、かつて小田急電鉄(小田急)が運行する特別急行列車(小田急ロマンスカー)の車内において提供されていた、シートサービスの名称である。 1949年に開始されたサービスで、小田急ロマンスカーの特徴の1つとして定着していたが、1995年3月にサービスは終了となった。その後は通常のワゴンによる車内販売サービスであるワゴンサービスが行われたのち、2005年に一部のロマンスカーで同様のシートサービスが復活したが2016年3月にふたたび廃止となった。 サービスが提供されていた当時、三井農林(日東紅茶)の車内サービス係員を「スチュワーデス」、森永エンゼルの車内サービス係員を「コンパニオン」と呼称していたことに倣い本項も表記する。