統制型乗用車 (ドイツ語: Einheits-Personenkraftwagen, Einheits-PKW) は、第二次世界大戦期の1936年から1943年にかけてドイツ国防軍が進めていた軍用自動車の開発・調達計画の呼称、およびこの計画に基づいて開発・調達された車種の総称である。 統制型乗用車は1930年代にヴァイマル共和国軍で使用されていた各種の民間自動車をオフロード走行能力を持った統一した仕様の車両で置き換える事を目的とし、これによって整備や供給の簡便化を図るものであったが、結果的にこれらの目的は達成されなかった。 名称については、ドイツ語のEinheitsをそのまま音読みした"アインハイツ"という表現がなされることもある。