Sd.Kfz. 247とは、第二次世界大戦中にドイツ国防軍が使用した装輪装甲車である。大戦前、6輪型の車輌(Ausf. A)が10両製造された。生産は戦中に続き、58両の4輪型(Ausf. B)となった。正式な名称は「schwerer geländegängiger gepanzerter Personenkraftwagen」(路外機動型重装甲兵員輸送車)である。本車は捜索大隊の指揮車両として使用され、名称のように兵員輸送には使用されなかった。