秘密野戦警察(ひみつやせんけいさつ 独:Geheime Feldpolizei 、略称:GFP)は、第二次世界大戦中ドイツ国防軍により組織された軍事秘密警察組織である。この部隊はスパイ対策、破壊工作、サボタージュ摘発、対プロパガンダ、軍事施設保護、軍法会議の捜査などといった国防軍への情報提供や占領地及び戦地における警備任務を行うために編成された。GFPの要員は「防諜警察 (Abwehrpolizei)」とも呼ばれ、国防軍防諜部の執行部隊として、占領下での対レジスタンス、パルチザン活動を取り締まっていた。GFPはまた、拷問や処刑などの戦争犯罪を行ったことでも知られている。