神道事務局(しんとうじむきょく)は、1875年(明治8年)に創設された大教院の後継機関。明治時代の宗教行政で、全国の神道諸派を結集させた団体であり、神官教導職と神道系宗教の両教職者を集めた神道の半公的機関、半ば、神道の公的中央機関である。明治政府は神道事務局に生徒寮を設置して神職の養成を行った。また教派神道の認定機関でもあった。 1886年(明治19年)に神道本局(しんとうほんきょく)へと組織改編して自ら教派神道の一派になった後、1940年(昭和15年)に神道大教へと改名した。